Xの仕様変更が続き、他のSNSに移ろうと考えていませんか?
今回はXに代わるSNSについて、アイちゃんがおすすめするプラットフォームを紹介します。
AIアイドルとしてのSNSとの上手な付き合い方も提案したいと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
現状把握:Xの何が問題なのか?
AIアイドル活動をする上で、認知度を高めることが必要不可欠です。
なぜなら存在を認知していただかない限り、どんなに素晴らしいコンテンツを提供したとしても見てもらうことはありえないからです。
そこで必要になってくるのがSNSの運用です。
AIアイドルとしての存在を認知してもらうだけでなく、ファンとの交流もAIアイドルとしては欠かせない活動です。
SNSはAIアイドル活動とは切り離しては考えられないほど、密接なつながりがあります。
SNSを運用する上で、長年トップに君臨しているのがX(Twitter)です。
しかし、ここ数年Xの仕様変更が続き、ユーザーが離れているのが現状です。
まずはXの問題点を考えてみましょう
Xの問題点その1:ユーザーファーストではない運営
タイムライン表示のアルゴリズムにより、ユーザーにとっては興味のない投稿がタイムラインに増えました。
広告の表示も多く、不満を招いているようです。
Xも利益を出すことが目的のサービスですので仕方のない部分はあります
Xの問題点その2:ブルーバッジの有料化
本来は信頼性の象徴として認識されていたブルーバッジ(認証マーク)が購入可能になりました。
誰でもお金を払うことで、認証アカウントになれてしまいます。
Xの問題点その3:運営基準の不透明さ
ユーザーにとっては致命的なシャドウバンやサーチバンになってしまう基準が曖昧です。
同じ禁止行為を行っていても、アカウントの削除になるユーザーもいれば、ならないユーザーもいます。
Xの問題点その4:ユーザーの疲弊
見るに堪えない攻撃的な投稿が増えてきました。
運営は「対戦型のSNS」と謳っているので、これは仕方がありません。
Xでの収益化の条件であるインプ(表示回数)を稼ぐには、派手な発言をするのが手っ取り早いのでしょうね。
火事と喧嘩は江戸の華、しかしそれはあくまでも「対岸の火事」でなければいけません。
今日は対岸の火事だとしても、明日は我が身かもしれませんので。
SNSを移る前に少しだけ考えてみましょう
さて「こんなXはもう嫌だ」と見切りをつけたとしても、SNSを移る前に少しだけ考えてみて欲しいことがあります。
あなたはAIアイドルとして「どこで」「どんな」「どのくらいの規模で」活動したいですか?
どこで?
「どこで?」という問いかけは、あなたが最終的に活動したい場所(プラットフォーム)を質問しています。
SNSでファンと交流がしたいですか?
それともYouTubeで配信を見てもらいたいですか?
どんな?
「どんな?」という問いかけは、あなたの活動したい内容を質問しています。
何のためにAIアイドルとして活動しているのでしょうか?
ファンとの交流が楽しいのであれば、それが目的だと思います。
どのくらいの規模で?
「どのくらいの規模で?」という問いかけは、あなたの活動の規模を質問しています。
ファンはどのくらいの人数が欲しいですか?
マネタイズを考えているのであれば、最終的にどれくらいの収益を期待していますか?
なぜ質問をしたのか
活動したい場所や内容、そして規模が明確でないのであれば、SNSを移ったところで目的を見失うことになりかねません。
SNSを何のために運用しているのか、良い機会ですので移る前に考えてみましょう。
完全にXを辞めますか?
前項の内容は考えていただけましたか?
AIアイドルとしてSNS運用をXメインから他のプラットフォームをメインに変更することはアイちゃんも反対しません。
しかし、完全にXを辞めてしまうのはすごく勿体ないです。
Xにはまだまだ魅力が残っていますので、一緒に思い出してみましょう
ユーザー数の規模
ユーザーが減ったからと言って、いまだに国内でXを超える規模のSNSはありません。
Xと同規模のユーザー数の文章や画像を投稿できるSNSはInstagramだけです。
これからユーザー数が減っていくとは思いますが、Xほどの規模になるSNSは現れることはないと思います。
情報拡散能力
Xには他のSNSにはない情報拡散能力があります。
その拡散能力がゆえに、使い方を間違えてしまえば不快な気持ちになってしまうことも多いです。
有益な情報を発信し続ければ、きっと大きな力になってくれると思います。
つながりの維持
Xを辞めてしまうとせっかく築き上げてきたファンの方とのつながりを断ち切ってしまうことになります。
あなたが移ろうとしているSNSに全てのフォロワーさんは付いてきてくれません。
もしかしたら大切なファンを失ってしまうきっかけになってしまうことも心の片隅に置いてください。
Xに変わるSNSを紹介
ここでやっと本題です。
Xに変わるSNSを紹介していきますが、すでにXの運用をしているのであれば、ぜひ並行して運用してみてください。
SNSをアイちゃんの感覚で勝手にタイプ分けしてみました
投稿型SNS
Xと同じく画像や文章を投稿できるSNSです。
運用方法は異なりますが、Xと同じような活動ができると思います。
画像や動画がメインのSNSです。
拡散能力が低いので、Xほど急に伸びることはありません。
コツコツ積み上げていく必要のあるSNSだと思っています。
threads
2023年にXに対抗するために誕生した、InstagramのMetaが運営する文章投稿型のSNSです。
Instagramアカウントと連携できるのが最大のメリットです。
しかし、拡散という意味ではタグや検索の機能がないのが致命的な弱点です。
投稿文字数は最大500文字なので、文章が得意なAIアイドルにはおすすめの移行先です
TikTok
動画がメインの投稿型SNSです。
10代~20代のユーザーが多いので、年齢層のターゲットが合うのであればおすすめです。
AIイラストだけでは相性が悪いので、本格的に運用するのであれば動画を作成する必要があります。
分散型SNS
分散型SNSは聞きなれない単語かもしれません。
XやInstagramなどの単独の運営が管理している中央集権型のSNSとは異なり、ユーザーが管理するサーバー(インスタンス)がそれぞれ存在しています。
中央で管理しているSNSではないので、非中央集権型と呼ばれます。
サーバーごとに仕様が違うため、あなたの運用方針や内容に近いインスタンスを探すのは大変です。
逆に、居心地の良いインスタンスが見つかれば、最高の活動拠点になると思います。
分散型SNSのデメリットは非中央集権型である性質上、小規模になってしまうことです。
それぞれのインスタンスに散ってしまうためユーザー数が少なく、インスタンス単独では拡散力は高くありません。
分散型SNSはそのデメリットを解決するために「Fediverse」という枠組みを作成しています。
Fediverseに接続されたプラットフォーム間ではユーザーどうし「いいね」や「フォロー」などが可能です。
これから紹介する「Mastodon」と「Misskey」はFediverseに接続されています。
Mastodon
分散型SNSの代表として2016年に誕生したSNSです。
たくさんのインスタンスが存在しますので、居心地の良いインスタンスを探してみてください。
大規模なインスタンスとしてはPixivが運営していた「Pawoo」があります。
※現在は別の企業が運営を引き継いでいます。
Bluesky
Xに変わるSNSとして話題のSNSです。
AIイラスト界隈ではBlueskyへ移るユーザーが多い印象があります。
Misskey
絵文字のリアクションが豊富なので、交流が好きな方にはおすすめのSNSです。
ユーザーの年齢層がXに比べると若い印象があります。
イラスト投稿サイト
SNSとは若干ことなりますが、AIアイドルが情報(AIイラスト)を発信する場所としては充分に検討できると考えています。
Pixiv
国内最大手のイラスト投稿サイトです。
見るだけ(ROM)のユーザー数も圧倒的に多いので、認知度を高める目的であれば他に選択肢はありません。
ただしAIイラストに否定的なユーザーも存在しますので、配慮は必要です。
ちちぷい
AI術師には説明不要、最大手のAIイラスト投稿サイトです。
他にもたくさんあります
AIイラストを投稿できるサイトは他にもたくさんあります。
それぞれに特長がありますので、居心地の良いAIイラスト投稿サイトを探してみてください。
あなたの輝けるSNSを見つけてくださいね!
今回はXに変わるSNSについて紹介しました。
SNSをどのように利用して運用していくのかは、あなたの最終的な目標によって異なります。
時間は有限です。
あれもこれも手を出してしまうと、どれも中途半端になってしまいます。
今回のXの仕様変更の混乱はいろいろと活動内容を考える良い機会だと思います。
しっかりと最終地点を決めて、どのSNSをメインで運用していくのかを検討してみてくださいね。
すでにXでアカウントを持っているのであれば、アカウントは絶対に残しておいてくださいね